製品・商品情報

配管凍結装置 JETFREEZER

  • JETFREEZER
JETFREEZER

JETFREEZERの概要

JETFREEZERは、管内に氷の栓を生成することによって配管の漏水工事、配管変更工事、バルブの交換工事等を、管内の水を抜かずに可能にする工具です。

JETFREEZERをお使いになる前に

  • 氷栓の耐久時間について

    ドライアイスが存在する間は氷栓は溶けませんが、ドライアイスの昇華後は条件により数分から2時間で溶けます。ジャケットを取り外すと3分から10分で氷栓は溶けます。
  • 凍結の確認について

    パイプ口径に対応した凍結時間が経過した後、ジャケット両端に霜が付着している事を確認して下さい。
    確認できない場合は炭酸ガスを再度注入して下さい。
  • パイプの破裂の危険性について

    ジャケットの下以外は凍結せず、パイプ内の圧力増加は小さい為、パイプの破裂はありません。
    ジャケットを2つ同時に使用する場合はジャケットを60cm(24インチ)以上離して下さい。
  • ジャケットと作業箇所との距離について

    ジャケットと溶接及びハンダ付けなどを行なう作業箇所は、少なくとも23cm(9インチ)以上離して下さい。

JETFREEZERの用途

各種配管の工事へ

  • セントラルヒーティング配管
  • 高層ビル、ホテルの冷却装置
  • 造船プラント
  • 発電所
  • エアコン
  • プラント冷却装置
  • スプリンクラー装置
  • 病院、学校、オフィスの暖房装置
  • 食品・飲料プラント
  • 熱交換器

【凍結時間と使用するJETFREEZER】

凍結時間と使用するJETFREEZER
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炭酸ガスの消費量

炭酸ガスの吹き込み時間及び吹き込み量は、凍結しようとするパイプのサイズによって異なります。作業を始められる前に充分な炭酸ガスがボンベの中にあることを確認して下さい。すべてのボンベには、炭酸ガスが全部充填されているときのボンベ重量と、炭酸ガスが充填されていないときの空のボンベ重量とが記されています。ボンベの重量が空のボンベ重量に0.5kg 加えた重量になった時、実質上、ボンベは空になったことになります。残りのガスは凍結用には使用出来ません。
鉄管内の静止した水を凍結するのに必要な炭酸ガスの量は、およそ下記「炭酸ガスの使用量(目安)」の通りです。

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炭酸ガスの使用量(目安)

パイプ口径(呼び径) B 3/4B 1B 1¼B 1½B 2B 2½B 3B 4B
A 20A 25A 32A 40A 50A 65A 80A 100A
パイプ口径(外径)(mm) 27.2 34.0 42.7 48.6 60.5 76.3 89.1 114.3
炭酸ガス使用量(kg) 0.3 1 1.7 2.3 4.1 6.4 9.1 16.3
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JETFREEZERの漏水箇所修理例

JETFREEZERの漏水箇所修理例
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JETFREEZERの使用上の注意

  • 凍結工事中に放出される炭酸ガスは空気より重いので、深い溝などで工事される時は、炭酸ガスが溝の中に溜らないように十分換気して下さい。
  • ドライアイスは非常に低温(-78.5℃) なので皮膚に直接触れると凍傷になります。取り扱いには保護手袋を御使用下さい。
  • 炭酸ガスボンベは、直射日光にさらさないで下さい。ボンベを直射日光の下に長時間放置しますと、圧力が上昇し、大変危険です。

お問い合わせ先

東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目11番5号 RASA日本橋ビルディング
ラサ商事株式会社
TEL : 03-3668-8231
FAX : 03-3669-1729