職種紹介技術
モノづくりの現場において品質と設備を守ることで、お客様に安心と信頼を届けます。
設備保全、品質保証、技術サービスなどの幅広い分野で、製品の信頼性と安定的な供給を支えます。
各部門の役割と責任を全うし連携することで、顧客満足と事業の成功に貢献する役割を担います。
保全管理グループの主な業務内容
自部署の役割
保全管理グループは、工場が安定的かつ高効率で稼働できる状態を維持する役割を担っています。
具体的には以下の4項目を実施しています。
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1.定期的な点検・メンテナンスによる設備故障の未然防止
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2.故障した設備の修理や効率向上のための改善対応
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3.故障予兆の早期発見と予防措置による設備寿命の延長
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4.設備や資産の管理を通じた最適な運用の確保
これらの取り組みに重点を置くことで、工場の安定生産に貢献しています。
主な業務内容①
設備保全管理(定期整備)
保全管理グループの主な業務として、工場設備の安定運転を確保するために、定期整備の計画と工事対応を行っています。
定期整備の計画では、設備や機器の使用状況やメーカーの推奨に基づき、定期的な点検・メンテナンスのスケジュールを策定します。その際、点検項目の設定、必要な部品や資材の手配、作業員の配置計画などを検討し、確実に実施できる体制を整えます。
工事対応業務では、設備の修理や改修だけでなく、新規設置に関する計画と実施も担います。工事範囲や内容の確認、施工業者との調整、安全管理や進捗確認、さらに完了後の検査や報告書の作成まで一貫して対応します。
これらの取り組みにより、設備の信頼性と安全性を確保し、安定した工場運営に貢献しています。
主な業務内容②
日常保全
日常保全では、稼働中の設備から運転データを収集し、故障の兆候がないか分析しています。
また、工場内から設備の不具合の報告があれば即時の修理対応も行います。
修理や工事対応においては、まず異常箇所の現状を把握し、適切な修理方法を検討・計画します。
その際には、関係部署との密なコミュニケーションを心がけ、設備停止の影響を最小限に抑えるよう努めています。
また、修理に必要な部品や資材の管理も重要な役割です。
必要な時には直ぐに取り出せるよう管理し、また予備品の在庫状況を定期的にチェックすることで、突発的な修理作業にも対応できる体制を整えています。
これにより修理作業が効率化でき、設備停止時間の短縮を実現しています。
Daily Schedule 1日のスケジュール
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09:00 朝会
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工事会社と当日の工事内容を確認します。安全確認ヨシ!
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09:15
着工許可-
工事場所で安全確認、稼働状況確認を行い工事着工許可を出し工事を開始します。
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09:30
修理依頼対応-
現状確認と修理対応を行います。
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12:00
昼食・休憩-
事務室または5F会議室で昼食をとります。
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13:00
週間予定連絡-
今後の予定の連絡、工事依頼案件の対応状況の確認など
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13:30
工事対応-
工事立会、進捗安全確認を行います。
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15:00
事務作業-
修理報告書まとめ、運転データまとめ、定修まとめ、打合せ等
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17:00
工完了確認-
工事の完了の確認を行います。
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17:45 退勤
品質保証部の主な業務内容
自部署の役割
品質保証部は、製品、仕入れ商品及びサービスの品質を確保するうえで重要な役割を担っています。具体的には、企画・設計から原材料の調達、製造工程、最終製品に至るまでの各工程で品質を確認し、お客様に安心して製品をご購入いただける体制を整えています。
さらに、万が一のクレーム発生時には経緯と原因調査、再発防止策の検討、お客様への報告まで担当部門と連携して対応し、お客様の信頼と企業のブランドを守ります。製品の安全性と信頼性を確保することで、企業の競争力強化と社会への貢献を担う、やりがいのある仕事です。
主な業務内容①
自社工場の品質管理
品質管理は、製品の品質を維持・向上させるために欠かせない重要な業務です。
主な業務には、原料受入時・製造工程品・最終製品の各工程における検査、管理基準の設定、データ分析による課題の抽出、品質改善のための対策の実施などがあります。品質管理担当は、製品が定められた管理基準を満たしているかを確認し、不具合や異常があれば迅速に対応します。また、製造現場担当と連携し、製造工程に潜むリスクを早期に発見して未然に品質トラブルを防ぐ役割も担っています。品質に対する意識を全社で共有しながら、お客様への製品供給を継続するとともに、より良い製品づくりに貢献する仕事です。
主な業務内容②
お客様からのご意見への対応
お客様から寄せられる厳しいご意見やご指摘への対応は、企業の信頼を守る上で重要な役割です。
ご連絡をいただいた際には、その情報は速やかに品質保証部へ共有され、問題の発生経緯や現品の調査、原因分析、再発防止策の検討と実施、そしてお客様への報告まで関係部署と連携して迅速かつ誠実に対応します。
お客様からいただいた声に真摯に向き合い続けることは、品質向上に直結することを意味し、それにより顧客満足向上に寄与することで、当社の持続的な成長につながると考えています。
Daily Schedule 1日のスケジュール
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09:00 出勤
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メールの返信や本日のタスクを整理します
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09:30
始業前点検-
分析機器が正常に稼働しているかチェックします
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10:00
記録の確認-
夜間の分析結果や製品出荷記録の内容を確認します
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記録で気づいたことがあれば、すぐに製造部門と情報交換をします
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11:00
分析準備-
午後から行う分析の準備をします
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12:00 昼食
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開放された会議室や自席で昼食を取ります
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13:00
分析作業-
原料、工程品、最終製品の品質確認分析を行います
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16:00
日報作成-
分析結果をまとめて製造部門に報告します
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16:30
分析表作成-
明日以降に出荷する予定の製品について分析表の作成と確認を行います
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17:30
終業前点検-
夜間も製造ラインの各工程で連続分析を行っています
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分析機器が故障して分析が中断されることが無いよう、退勤前にもチェックをします
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17:45 退勤
技術サービス部の主な業務内容
自部署の役割
技術サービス部は、産業ガスをお客様に安全・効率的にご使用いただくための設備提案から設計・施工、保守メンテナンス、操作教育までを手がける技術エンジニアの専門部署です。ガス設備は法規制や安全基準を踏まえた高度な設計が求められますので、専門知識と高い技術力、そして現場対応力が不可欠です。当社では全国各地に拠点を配置しており、迅速かつ的確な対応で、お客様の安定した事業運営を支えています。
主な業務内容①
高圧ガス保安法に準拠した設計・施工管理
産業ガスの多くは「高圧ガス保安法」の規制対象となっており、法令に適合した設計・施工が求められます。
具体的には、お客様が産業ガスを安全に使用できるよう、監督官庁への許可申請・届出を助成し行い、高圧ガス保安法の基準に準拠した「ガスタンク」や「ガス供給設備」などを、使用用途や条件に合わせて設計・選定します。設計後は、お客様の工場内で設備を施工し、各種性能検査を実施します。最終的に監督官庁立会いのもと完成検査を受け、合格することで使用開始することができます。
このように技術サービス部は、お客様のニーズを正確に把握し、最適な設備を提案・設計・導入まで一貫してサポートすることで、安心・安全なガス利用環境を提供しています。
主な業務内容②
法定検査・保守メンテナンスの実施
お客様に導入いただいた高圧ガス設備は、高圧ガス保安法に基づき年1回の法定検査が義務付けられています。技術サービス部では現地を訪問し、設備の機能や安全性が維持されているかを各種検査を通じて確認しています。また、ガス機器類の保守メンテナンスも実施し、性能を最大限に発揮できるよう支援しています。
技術サービス部は、お客様のビジネスの成長に貢献するため、安全第一を基本に技術力とサービス品質の継続的な向上に努めています。
Daily Schedule 1日のスケジュール
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09:00 移動
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サービスカーに乗車し会社を出発
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10:00 検査
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お客様のガス設備の法定検査を実施。(3時間程度)
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12:00 昼食
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現場近くで外食
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13:00
検査続き-
午前中の続き
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14:00 移動
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法定検査を終了しサービスカーで次の現場へ移動
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15:00
機器修理-
次のお客様で機器の修理を実施
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16:00 移動
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修理を終了しサービスカーで帰路へ
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17:00
翌日の準備-
翌日の作業内容の確認と、必要な書類、部材をサービスカーに積み込み
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17:45 退勤
